9月13日(火)の3時間目に、日本ペップトーク普及協会の鈴木孝先生をお招きして、「ペップトーク」の授業を行いました。 「ペップトーク」というのは、スポーツの場などで使われる励ましたり、元気づけたりする言葉がけのことです。「ペップ」には、「元気」という意味が込められているそうです。スポーツの場で使われたことが発祥ですが、それを普段の生活や学校の中で生かしていくために、専門の先生にお話を聞きました。
鈴木先生に、「元気になったり、うれしくなったり、やさしくなったりする言葉ってどんなものがある?」と聞かれた子どもたちは、たくさん手を挙げて発表していました。「一緒に遊ぼう」「失敗しても次は頑張ってね」「手伝ってあげるよ」「できてよかったね」など、鈴木先生も驚くほどの「ペップトーク」を子どもたち自身の言葉で考えていました。
「ペップトーク」の反対の言葉についても考えました。「あなたがいなくても平気だよ」「君には無理だよ」といった冷たい言葉。「プッペトーク」というそうです。近頃は体育で「リレー遊び」を行っているので、その時にチームメイトにかける言葉を思い浮かべながら考えていた様子でした。
最後に、最高の「ペップトーク」を教えて頂きました。それは、「ありがとう」という言葉です。何事に対しても謙虚にとらえ、様々な人に感謝の気持ちをもつことで「ありがとう」という言葉が伝えられます。「ありがとう」の反対は、「あたりまえ」だそうです。自分のためにやってくれていることを「あたりまえ」と寂しくとらえるのではなく、感謝の気持ちをもち相手を大切にしようとする姿勢の大切さを教えて頂きました。
これからも2年生の子どもたちは、「ペップトーク」を巧みに使って、互いを大切にし合って学校生活を送ってくれると思います。今後の2年生の活躍に期待しています。