3年生の国語では、「まいごのかぎ」の学習を進めています。
主人公の「りいこ」が、学校の帰り道に黄金色のかぎを拾って、交番に届けようとする間に、不思議な出来事が起こる話です。物語全体を場面ごとに分けて、一つずつ内容や登場人物の気持ちを読み取ったり考えたりして授業を進めています。今日は、りいこがかぎ穴のついたベンチと出くわす場面について、みんなで話し合いながら学習を進めました。
まず、音読をして、どのような出来事が起きたのかを確認しました。順序に気を付けながらプリントに書き込んでいきました。そして、その時のりいこの気持ちを想像しました。「この場面の前に、桜の木にかぎを差し込んだときと同じように、また変なことが起こるかも・・・」「ひっくりかえりそうなくらい、とてもびっくりしたと思います」「これ以上変なことにならないように!と思って、しのび寄ってかぎを抜いたと思います」など、りいこの立場になって、想像力を働かせている様子でした。物語の結末についての学習でも、学級のみんなで活発に意見を出し合って、物語のよさを味わってほしいと思います。