給食センターの先生方が来校されて、食事のバランスについて考える授業が行われました。
愛知県では、子どもたちが栄養素に親しみをもてるように、「食まるファイブ」というキャラクターが考案されています。「食まるファイブ」は、食事バランスガイドで5色に分けられた料理の仲間を代表するキャラクターで、副菜エリアの緑色の「べじまる」、主菜エリアの赤色の「にくまる」、牛乳・乳製品エリアの白色の「ほねまる」、主食エリアの黄色の「りきまる」、果物エリアの紫色の「フルーツまる」、です。
子どもたちは、5つのキャラクターと代表する料理、栄養素の働きについて話を聞きました。それから、これらの5つの食品をどのくらいのバランスで食べるとよいのか、グループで考えました。一番必要な栄養素については、意見がグループによって異なりました。「りきまる」を選んだグループは、「体を動かすエネルギーになるからたくさん食べないといけないと思う」と話し、「べじまる」を選んだグループは、「体の調子を整えないと、体調不良で動けなくなってしまう」、「にくまる」を選んだグループは、「筋肉や骨が丈夫でないとけがをしてしまうから」といった具合に、選んだ理由を説明していました。どのグループも栄養素の働きに注目して考えることができました。
最後は、給食センターの先生から、りきまる→にくまる→ベジまる→ほねまる・フルーツまるの順にバランスを考えて、食事をとるとよいという話を聞きました。食事をとる際の「ものさし」をもつことで、バランスよく食事を楽しめると思います。日々の食生活を見直すよいきっかけにしてくださいね。